「温かい人」になる「心の勉強」を
「自分は、人より偉い」と思っている人間はそう思っている分だけ、「マイナス人間」なんです。ところが、社会的に地位がある人ほど、心の中で、そう思っている人が多い。
多くの場合、医師は患者よりも自分が偉いように錯覚する。政治家も国民より自分が偉いように錯覚する。法律家も、そうです。学者は、自分の専門のこと以外は、知ろうとしないのに、自分が他の人より偉いように錯覚する。自分が食べるお米も作れないくせに、農家の人より自分が偉いように錯覚する。
そういう「人間を見くだす人」が高い地位にいるせいでは、いつまでたっても、社会はよくならない。その間違った考えを、ひっくり返さなければならない。
人を差別するなら、なんのための医学か、なんのための政治なのか。法律なのか、学問なのか、。少しばかりの知識を鼻にかけて、人を見くだすような人間をつくってしまったら、大失敗です。
「人の心を大切にする」人を作るための勉強であり、学校です。それが「心の勉強」です。「頭の勉強」だけではなくて。
池田大作ー希望対話ーより
今年は読みたかった本に手が出せなかったなー。でも心に残る本には出会えました。
12月には色々と楽になるので、読みたい本読み始めよう。
来年はモンテクリスト伯、ノートルダム・ド・パリ、三国志を読めるといいなー。